筋肉組織のたんぱく質で筋収縮に関わるアクチン・ミオシンの主成分となるアミノ酸です。
アミノ酸の主要成分で、筋肉たんぱく質の合成を促進するとともに、筋肉の分解・炎症を抑制する働きがあると言われています。激しい運動時にはエネルギー源としてグリコーゲンとともにBCAAも使われ、それらを使い果たすと筋肉中のタンパク質を分解して新たなBCAAを作り出して消費されます。これが筋肉の損傷や筋組織の分解につながります。このことから、運動前にBCAAを補給しておくと、これらの予防に非常に有効と言えます。また、運動後のBCAA補給は、筋たんぱく合成の促進と筋炎症の抑制に繋がることから、筋肉リカバリーにおいても重要と言えます。また、BCAAは脳が感じる中枢性(精神性)疲労を軽減する働きがあるとも言われています。BCAAは口イシン･バリン･イソ口イシンで構成されており、その比率は2:1:1 のバランスが理想(ロイシン高配合)とされており、当製品はそれに則っています。

医療分野ではグルタミンと並んで最も薬理作用の多いアミノ酸とされています。
体内で一酸化窒素(NO)を生成することで、血管拡張･血流改善作用を発現します。成長ホルモンの分泌を促進する作用もあり、筋肉強化や脂肪代謝促進、免疫反応の強化などが報告されています。
また、細胞の増殖や組織の修復に欠かせないポリアミンを合成し傷の治癒に重要な成分の合成にも関わる為、傷の回復向上や感染症のリスクを低下させる効果も報告されています。
クエン酸と共に摂取すると効果的だと言われています。

筋肉中に最も多く存在する遊離アミノ酸(約60%)です。
激しい運動後の筋肉の破壊を防ぐ効果や、筋肉疲労の回復を早める作用、エネルギーの代謝や窒素代謝に関与することで傷の回復を早める作用などが報告されています。
また、胃腸粘膜を形作る細胞の合成を促進することにより、 腸管や胃の粘膜を保護する作用があると言われています。

米胚芽や米ぬかに多く含まれているポリフェノールの一種で強い抗酸化作用があり、医薬品としても長く使用されてきた成分です。
筋肉疲労防止や抗炎症作用、血流改善作用、抗アレルギー作用、自律神経調整作用、成長促進作用、皮脂の分泌を促進する作用などがあるとの報告がされています。

ビタミンB群はお互いに協力関係を持ちながら様々な物質の代謝に関わる補酵素の働きがあります。
主にビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きがあり、B2とB3は三大栄養素の代謝を促進させてエネルギーの産生を行う働きがあり、B5は様々な代謝に広く関わり、B6はタンパク質の分解や合成を行う働きがあり、B12には赤血球を生成する働きがあります。これらB群の働きにより、筋肉疲労の回復や軽減、生体免疫力を向上させる効果が期待できます。
また、ビタミンCは体内でコラーゲンの産生に大きく関わる他、強い抗酸化作用があります。同じくビタミンEにも強い抗酸化作用があり、運動時に発生する活性酸素の軽減に効果があります。CとEは一緒に摂取すると更に効果的だと言われています。

有機酸の一種で、疲労回復や筋肉痛軽減に効果があると言われています。
細胞内で栄養分をエネルギーに変える代謝経路であるTCA回路のキープレーヤーとして重要な働きをします。
また、ミネラルの吸収を促進し肝機能の改善にも効果があると言われています。